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洋書の種類


普段お目にかかる度合いが高い、英語系の洋書は、その装丁で大きく二つの種類に分けられます。
ガチっとした作りの「書物」というイメージそのままの「ハードカバー」。
気軽に読める低コストの本として普及している「ペーパーバック」。
ペーパーバックの専門書なども有るので、値段=装丁というわけではありませんが、大体は高い本=ハードカバー、廉価な本=ペーパーバックとなっていることが多いようです。

ちなみに、日本で一般的な「ミニサイズで、本体とソフトカバー」という構成の「文庫本」は、実は日本独自の書籍様式でして、海外の洋書ではほとんど見ることがありません。
元々、表紙とは別にカバーが付いているというのはハードカバーの様式なのですが、日本の場合、廉価版であるはずの文庫に対しても同様なスタイルをとっています。
その文庫本にさらにカバーを掛けて読むというのは、もう完全に日本独自のやり方だと言えるでしょう。

その関係もあって、日本ではコミックの多くがこの文庫本形式を取って、帯やカバー絵、カバー裏にちょっとした工夫が凝らされていることがよく有りますが、洋書ではコミックなどでも殆ど見られない文化ということになります。
日本のコミックや若年向け小説(ライトノベル)の場合、帯まで合わせて一つの視覚効果を狙ったような構成をされていることも多く、これも日本独特のやり方です。
やはり日本人は実用重視よりも、細かい工夫に凝り性なのでしょうね。

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